2015年5月23日土曜日

コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール2015
第2期、基礎コース受講生募集中!!


【2015年 8月3日(月) 〆切必着】
 

チラシのダウンロードはこちら 【表】 【裏】

日程: 2015年11月20日 (金)~23日(月祝) 
会場: 大阪体育大学 キャンパス内 (〒590-0459 大阪府泉南郡熊取町朝代台1-1)


講師:ダイアナ・アマンズ(Diane Amans)  
   セシリア・マクファーレン(Cecilia Macfarlane) 他

受講料:50,000円 (JCDN会員40,000円)/宿泊費込
  *4日間の通し受講必須 *日本語通訳付

こんな方々からのご参加をお待ちしています!!
◆ダンスに興味や経験がない方にも、ダンスの楽しさや面白さを広めたい方
◆自身のダンス経験を社会に活かしたい方
◆テクニックの上達を目的としないワークショップの方法を知りたい方
◆一般の方を対象とした自身のワークショップに、新たな視点や手法を取り入れたい方
◆英国や日本のコミュニティダンスに関する知見を広めたい


コース内容

①基礎コース・・〔2年制〕 担当講師:ダイアナ・アマンズ
  定員:25名 【公募】

対象:自身のダンス経験を活かしてコミュニティダンス・ファシリテーターとしての活動を始めたい方。また、基礎となる理念や知識・スキルを学び、自身の活動に活かしたい方。
内容:‘Summer School’の入門コース開発に携わり、専門書も執筆しているダイアナ・アマンズが進行し、コミュニティダンス・ファシリテーターに求められる下記の力を身につけることを目指します。

●多様な個人やグループと包括的かつ創造的なアプローチを行うこと
●自身のニーズや周囲のニーズを深く理解し、明確な目的をもってワークショップを行うこと
●安全で効果的なワークショップを行うこと
●コミュニティダンスグループに対する振付を行うこと
●英国や日本におけるコミュニティダンスの現在の文脈について理解を深めること

※本スクールは2年制です。2年目の〔応用〕コース受講をもって修了証書を授与します。なお、現場での経験を通して自ら学びを深めることを重視し、1年目のスクール終了後には、積極的に実際にワークショップを行うことを推奨します。
2年目の受講料は割引となります。また、開講日程は未定ですが、このスクールは毎年開講する予定ですので、必ずしも翌年(2016年)に受講することを義務づけるものではありません。

②応用コース  担当講師:セシリア・マクファーレン  

対象:2014年度の基礎コース受講生。
内容:日本で数多くのコミュニティダンスプロジェクトに携わっているセシリア・マクファーレンが、受講生それぞれのもつ課題や目標からテーマを設定し、進行します。


スケジュール
※本年度の内容・スケジュールは現在講師とのあいだで調整中ですので、参考までに昨年度のスケジュールはこちらからご覧ください。

クラス内容

Class Session
〔基礎〕〔応用〕コース別のセッション。各コース担当講師が、受講生それぞれと向き合いながら、プログラムを組み立てて進行します。基礎コースには、下記のプログラムも含まれます。
◆オープニングトーク: 英国・日本のコミュニティダンス(背景・事例等)
◆参加者の安全(Duty of Care)について

Group Session
〔基礎〕〔応用〕合同のセッション。下記の内容を予定しています。
◆講師によるダンスワークショップ(受講生同士がお互いを知りあうための機会として)
◆コミュニティダンスグループにおける振付手法について
◆日本人アドバイザーによるミニワークショップ
◆分野別セッション(例: 高齢者、障がい、子ども、親子等)
◆ディスカッション
(講師やスタッフも含め、全員での意見交換)

Optional Event
自由選択型のプログラム。下記の内容を予定しています。
◆事例DVD上映、資料閲覧等
◆テーマ別ディスカッション(例: コミュニティダンスの評価基準について)


講師プロフィール


<基礎コース 担当講師>
■ダイアナ・アマンズ/Diane Amans (英国)
(振付家・トレーナー・コンサルタント)

英国のコミュニティダンスを牽引してきた一人であり、これまでFoundation for Community Danceのサマースクールにおいてコミュニティダンスの実践者(ファシリテーター)の為の入門コースを共同開発している。自身のカンパニーFreedom in Danceの設立後は、高齢者とのダンスを行う実践者の為の認定コースを開設。ダンスアーティストとしての活動は教育現場での活動や、ケアスタッフのトレーニング、医療現場やコミュニティにおけるダンスプロジェクトのマネジメントと多岐にわたり、近年はフリーランスの振付家、トレーナー、コンサルタントとして活動している。世代間を越えたプロジェクトに関心をもち、若者と加齢の典型をテーマにしたダンス作品を制作。参加型アートワークを行う人々の為の新しいトレーニングプログラムも展開している。また、アーティストとしては個々の違いや共通点に着目し、探求している。著書にPalgrave Macmillan発行の「Age and Dancing」がある。

<応用コース 担当講師>
■ セシリア・マクファーレン/Cecilia Macfarlane (英国)
(パフォーマー・演出家・振付家・アートセラピスト・ダンス教育者)

Oxford Youth Danceの設立をはじめ、30年以上にわたり、子どもから高齢者まで幅広い年代の人たちと一緒にダンスを創り、英国のコミュニティダンスを牽引してきた一人である。“ダンスはみんなのためにある”という情熱的な信念に基づき、ダンサーの独自性や個性を引き出してきた。芸術のシニアレクチャー組合員としてコベントリー大学で9年間活動、客員教員を務める。1990年オックスフォードに成人向きのコミュニティダンスグループ・ダッグアウトを設立し、コベントリーにも拡大させている。ロンドンの治療・教育分野において創作アートセラピストとして芸術の研究所で訓練を行い、プロのダンスアーティストの教育者として世界中で活動。 日本では、2009年以降、大分・福岡・京都・静岡等でのコミュニティダンス普及活動に貢献しており、2013年には文化庁AIR事業「習いに行くぜ!東北へ!!」の招聘アーティストとして1ヶ月間東北地方に滞在した。

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募集要項
   下記を良くお読みの上、所定の申込用紙にてお申込みください。

▼申込用紙のダウンロードはこちら▼
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申込用紙(ワード)
申込用紙(PDF
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募集対象・条件:
[1]
日本で活動を行うダンサー、振付家、ダンス講師、コミュニティダンサーなど、これまでに何らかのダンス経験がある方
[2]
スクールの趣旨に賛同し、コミュニティダンスの活動を実践等により広める事に意欲をお持ちの方
[3]
 4日間通しで受講可能であること
[4]
 コースの対象について「クラス内容」を参照のこと
※会場までの交通費、滞在中の食費は受講料に含まれませんので、ご了承ください。

■定員: 基礎コース 25
※申込が定員を超えた場合、選考のうえ受講者を決定させていただきます。予めご了承ください。

■申込方法: 申込用紙をダウンロード、必要事項を記入の上、メールにて提出ください。
※受信確認後に事務局より返信致します。返信がない場合は、お手数ですがJCDN事務局までお問合せください。

■申込〆切:
201583日(月) 必着

■申込後の流れ (予定)
申込締め切り後、一週間以内に受付の可否をご連絡致します(定員を超えた場合は選考)。
その後、郵送にて会場・宿泊に関する情報、その他の資料を申込用紙のご住所までお送りいたします。

■その他、特記事項  
・少人数制のスクールのため、原則として見学は受け付けられません。ご了承ください。
・最短で34日の滞在・移動が可能なスケジュールを想定しておりますが、万が一遠方からお越しの方で、フライト時刻等の物理的な理由により遅れ等の不都合が生じる恐れがある方は、その旨を申込用紙に明記ください。

・スクール4日目の修了式終了後に、ネットワーキングイベントを行います。詳しくはこちら。2014年のファシリテーター養成講座受講生との交流の機会ですので、可能な方はぜひ続けてご参加ください。
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お問い合わせ

NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN 担当:神前・千代
電話:075-361-4685  Mail jcdnjpybb.ne.jp(★を@に置き換えて送信ください。)

※件名に「養成スクールについて問合」と明記ください。原則として2 営業日以内に回答いたします。
※事務局の営業日は平日14:0018:00です。なお、土日祝日は営業しておりません。


共催: 大阪体育大学コミュニティダンス研究プロジェクト
主催: NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN

コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール

【昨年度のページへはこちら】 ⇒ ★

ネットワーキングイベント(同窓会)のお知らせ!!

2015年度のスクール開講期間に合わせて、昨年度の応用コース受講生(約20名)=2014修了生に声をかけ、1年に1回ファシリテーター養成講座受講生が一堂に集う「ネットワーキングイベント(同窓会)」を開催します!!

全国各地で誰がどのような活動を行っているのか、各々の活動を発表し意見交換を行う事で、受講生同士の交流を促進する場となる事を目的としています。講師2名、アドバイザーも参加されます。本年度のスクール参加者は任意参加型イベントですので、スクール申込時に希望をお伝えください。

日程: 11月23日(月祝)・24日(火) *24日は17:00頃に終了予定
費用: 無料 (但し、23日の宿泊費/2000円程度を別途頂きます)

※1日のみの参加、日帰り参加も可能です。


当日のプログラム内容(予定)
◆グループディスカッション
◆それぞれの活動紹介(ワークショップ・映像・スライド等)
◆テーマ別セッション・情報交換 ほか

2015年5月22日金曜日

2014年度スクール終了後の受講生の声(抜粋)


■イギリスのコミュニティダンスの状況に衝撃をうけました。
国が衰退した時にその国に繁栄を再びもたらすためには国民がクリエイティビティを持つことが大切と考えたという事実。日本はまだまだそうした考えには至りません。しかしながら、ダンスの力は日本でもイギリスでも同じです。そうしたことに希望を持つことができました。
(吉福敦子/ダンサー・振付家・ワークショップデザイナー)


■大切に思うことが近い方たちと繋がり、一緒に考えられたことは本当に嬉しかったです。安心したということもあります。自分だけではなかったんだなぁと。これまで一人でぼんやり考えていた『ダンスの可能性』を確信できたことは、悩んでいた私の背中をぐっと押してもらえる機会となりました。
(絹川明奈/ダンサー・高校体育科非常勤講師


コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール2014(撮影:草本利枝)


発見といいますか、結局自分は今後どういう事をやっていきたいのか、何のためにやりたいのか、どこまで突っ込んでいくのか、というような事をビシビシ突きつけられました。
(康本雅子/ダンサー・振付家)



ディスカッションでは多くのことを学びました。
何事も行動すること、このような人たちがつながりを持つこと、が重要なのだと思いました。最も衝撃的だったのは「1人の100歩は大変でも、100人の1歩は簡単で大きな力になる」という言葉です。これこそがコミュニティダンスなのだと思いました。
(川原美夢/学生)




コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール2014(撮影:草本利枝)

私は日常的には踊っていないので不安はありましたが、クラスセッションもディスカッションも楽しく受講しました。講師の先生お二人の熱意や人間的な魅力、そして受講者の皆さんが友好的でオープンな方々だったことが理由に挙げられると思います。ビデオで英国の多様な実践を紹介して下さったことも良かったです。振付を経験できたことは私にとって貴重でした。日常的にダンスとあまり係わっていないことも、新鮮な経験ができた理由かもしれません。
(中島正博/大学教員)



私自身ファシリテーターのイメージはお世話をする人。グループ全てのことを把握し、グループが上手くいくように配慮しなければならないと感じていた。もちろん、そのような側面も必要であるが、今回のスクールで学んだことは、ファシリテーターと参加者が対等な立場であるということだ。対等であるということは、ファシリテーターが参加者に助けられることもあるし、参加者同士で関わり合い、助け合うこともあるということである。ファシリテーターが全てにおいて完璧である必要はなく、参加者の力を十分にもらい、共に作り上げていく。これがコミュニティダンスの醍醐味なのではないかと気づかされた。
(高橋芽生子/知的障害者施設支援員)



コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール2014(撮影:草本利枝)